明日は、都響の皆さん、新国立劇場合唱団の皆さんと一緒に、ヴォーン・ウィリアムズの「南極交響曲」(交響曲第7番)を演奏させていただきます。指揮は、Martyn Brabbinsさん。
何故かヴォーン・ウィリアムズを演奏する機会を多く頂いているここ数年。
昨日リハの帰り際、Dona nobis pacemや、symphony no.3など、これまで演奏させて頂いた作品の素晴らしさを
マエストロと共感できたことは、単純に嬉しい一時でした。
ヴォーン・ウィリアムズについて書いた過去のブログはこちら。
https://miwako-handa.jp/blog/2016/05/11/r-vaughan-williams/
皆様是非お越しください。
https://www.tmso.or.jp/sp/concert_ticket/detail/detail.php?id=3032
劇団新感線 『髑髏城の七人』が、3月30日に開幕となりました。
豊洲に誕生した新劇場、IHIステージアラウンド東京のこけら落とし公演である『髑髏城の七人』、私は前日のGPに立ち会わせて頂きした。
1300人の観客を乗せて360°回転する円形の客席は、アジア初でオランダに次いで世界で2つ目の劇場。これは新感線の為に創造されたような劇場で、舞台展開の早さ、芝居や殺陣の猛烈なスピード感が更に際立ち、人間の限界の境界線を何かアトラクションに乗りながら目の当たりにしているような数時間でした。役者さんもスタッフも大変な天才集団で、その体当たりの現場に触れ、自分の中から何かが呼び起こさせられる様な感覚を覚えました。この様な中に歌声で参加することが出来、感謝しかありません。
ちなみに、自分の歌声を客席で聴くという体験はなかなかないもの。今回は、音楽スタッフと一緒に、客席中央部の音が一番バランス良く聴こえるという場所で体験しました。
これまで私の声のパレットに加わってくれた人達にも、心から感謝の拍手を送りたい、そんな気持ちになりました。
この公演は、下記の通り開催が続きます。
新劇場のオープン、そして長旅の船出に立ち会わせ頂き、本当に有難うございました。
https://www.tbs.co.jp/stagearound/
◆ONWARD presents 劇団☆新感線『髑髏城の七人』Season 花 Produced by TBS
2017年3月30日(木)〜6月12日(月)IHIステージアラウンド東京
◆ONWARD presents 劇団☆新感線『髑髏城の七人』Season 鳥 Produced by TBS
2017年6月27日(火)~9月1日(金)IHIステージアラウンド東京
◆ONWARD presents 劇団☆新感線『髑髏城の七人』Season 風 Produced by TBS
2017年9月下旬~ IHIステージアラウンド東京
◆ONWARD presents 劇団☆新感線『髑髏城の七人』Season 月 Produced by TBS
2017年11月下旬~ IHIステージアラウンド東京
2015年6月に演奏させていただいた、ラドミル・エリシュカ指揮、大阪フィルの『スターバト・マーテル』が、CD発売の運びとなりました。
エリシュカマエストロとの出会いは2011年4月、札幌交響楽団の皆さんとやはりこのドヴォルジャーク『スターバト・マーテル』を演奏した折でした。
大震災から1ヶ月余りの本番で、余震のない札幌での演奏だったとはいえ、嗚咽のようにこみ上げてくる感情を抑えながらの取り組みとなりました。オケリハから本番後まで、エリシュカさんが深い慈愛で奏者を包んでくださっていたことを忘れることができません。
その年の10月、関西フィルの定期でマーラー4番を歌いに大阪に伺った時、偶然にもエリシュカさんご夫妻が同じホテルに滞在していて、ロビーでばったり再会したことがありました。
私のことを覚えていてくださったことが嬉しく、又、その偶然を驚きと温かい微笑みで迎えてくださったことが印象的でした。その折にも、また一緒に演奏しましょう、と仰ってくださったのですが、まさか本当に実現するとは思ってもみませんでした。
夢叶い、再び同じ作品をご一緒させていただくことができました、この大阪フィルの定期演奏会での演奏が、この度CDとなりましたことに感謝の念でいっぱいです。
マエストロが大切に大切に演奏されてきたこの作品を、多くの方にお聴きいただくことができましたら幸いです。
18日、広島第九に出演致しました。
前情報がないまま現場入りしましたので、今回は驚くことばかり。
合唱団は、7歳から94歳まで、過去最多の1757人が参加ということで、
リハーサルも本番も、大合唱の熱気を体感しながらの演奏となりました。
この第九の模様は、特別番組として下記の通り放送されます。
RCCテレビ 12月25日日曜日午後4時半~
RCCラジオ 12月25日日曜日午後7時~
RCCテレビ 12月25日日曜日深夜3時15分~(全楽章)
演奏会の模様は、こちらのニュースサイトよりご覧いただけます。
https://news.rcc.jp/?i=27066#a
■第九ひろしま2016
2016.12.18(日)15.00-
会場:広島サンプラザホール
指揮者:山下 一史
ソプラノ:半田美和子 アルト:坂本 朱
テノール:西村悟 バリトン:大西宇宙
https://www.rcc.jp/event/daiku/
今年は多忙を極めた一年でしたが、香港で行われたオペラ「松風」3公演を無事に終え、
昨日ブーレーズのオケ合わせ初日を終え、行き着く先が見えてきたというところです。
ご報告をしたいことが山積みになっておりますが、まずはお知らせのみで失礼致します。
BSジャパン「エンター・ザ・ミュージック」に、2週に渡り出演させていただきます。
2016年12月5日 映画音楽特集 第9弾「オーケストラの少女」
2016年12月12日 半田美和子×ソプラノ名曲集
https://www.bs-j.co.jp/enterthemusic/
昨年に引き続きの出演となりましたが、収録はとても楽しく、
笑いをこらえながら話しているシーンもあるかと思いますが、
ゆるりとご覧いただけましたら幸いです。
藤岡幸夫マエストロ、繁田美貴アナウンサー、そしてスタッフの皆様、本当に有難うございました。
12月7日には、東京シンフォニエッタの定期演奏会に出演させていただきます。
ブーレーズ「主なき槌」と、ラヴェル「ステファヌ・マラルメの3つの詩」を演奏予定です。
演奏することが大変難しいブーレーズのこの作品に加えて、
もう1曲を演奏するのは、更に大変なことですが、
ラヴェル「ステファヌ・マラルメの3つの詩」は、私の最も愛する作品のひとつで、
これをご提案いただいてしまったら断れない、と苦笑しながらお引き受けした次第です。
日本を代表する演奏家の集まりであるシンフォニエッタの皆さんの妙技の中で、
アンサンブルさせていただけることに嬉々としながら、良い演奏に向け楽譜と向き合う日々を送っております。
是非足を御運びいただけましたら幸いです。
■東京シンフォニエッタ第40回定期演奏会「FOCUS」 in Japan
2016.12.07(水)19:00-
会場:東京文化会館 小ホール
指揮:板倉康明/東京シンフォニエッタ
ソプラノ:半田美和子
https://www.tokyo-concerts.co.jp/index.cfm?lang=jp&menu=concertsdetail&id=346
この度、ブログを移転し、こちらにて再開致します。
不定期な活動報告になるかと思いますが、
また時々に宜しくお願い致します。
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